体の不健康・老化の原因④ [体全体]
人の体には、蛋白質がたくさん存在します。筋肉・血管・肌など、いたるところに蛋白質があります。
その蛋白質を劣化・老化させてしまうのが糖質です。最近、メディアでも取り上げられる事の多いAGE(終末糖化産物)のことです。
蛋白質が糖質と結びついて熱により変性すると、AGEができあがります。AGEは硬く、弾力性がありません。そして、色も茶色っぽく、いかにも老化した肌のイメージそのものです。
AGEは体のあちこちでできます。肌では、コラーゲンが糖化して硬くなり、しわの素となります。
でも、肌だけの問題ではすまないのです。血管が糖化すれば動脈硬化になります。それが高血圧や脳梗塞、癌などの命にかかわる病気に発展します。
また、骨が糖化すれば骨粗鬆症になります。寝たきりのリスクが高くなりますね。
このように、糖質をとりすぎることは、肌の老化だけでなく、体全体の病気・老化を招くのです。